カッパドキアでの気球ツアー
2月 25, 2021 by
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大学生の頃の春休み、まとまった休みがあったため、どこかあまり行けないところを観光したいよね、という話になり、トルコへ旅行することとなりました。トルコまでの交通手段は、アエロフロート航空の飛行機。モスクワで乗り換え、アタチュルク空港まで、10何時間もの長旅でした。

季節はまだまだ寒い春先。飛行機乗り換えのため、モスクワの外気に晒されざるを得ないことがあったのですが、指先まで凍ってしまうのではないかと思うくらい、非常に寒かったことが印象的でした。手袋や小さくまとめるベストなどを持ってきてれば良かったと後悔しました。イスタンブールに3泊。その後、カッパドキアに移動しました。

トルコ料理については旅行前、あまりピンときていなかったのですが、魚介料理がよく出されたことが印象に残っています。また、日本でいうB級グルメのような立ち位置だと思うのですが、屋台で購入したサバサンドを食べました。イスタンブールでは名物となっているようです。日本で売られていても売れるだろう、と予想できるような味でした。全体的に、トルコの食事は、日本人受けするものだと思います。

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カッパドキアでは、オプショナルツアーとして、気球に乗りました。そもそも気球に乗るのすら初めて。不安もあったのですが、とても楽しく、オプショナルツアーに参加してよかったと思いました。上がる時は少しパニックになりましたが、遠くを見た方がリラックスできる、とスタッフの方にアドバイスをもらい実行すると本当に気持ちが落ち着いて空の旅を楽しめました。

トルコは親日国なだけあり、私たち日本人が道を尋ねても、どの方も親切に対応してくれました。現地の人たちと、たどたどしい英語や覚えたての基本的なトルコ語で話すのが、とても楽しかったです。面白かったのは、トルココーヒーです。上澄みだけを飲むものなのですが、それを知らず、がぶりと飲んだらびっくりしました。砂のような味がして、トルコの人はこんなものを平気で飲んでいるのか…と思ってしまいました。

楽しかった思い出と言えば、やはりカッパドキアでの気球ツアーです。早朝のオプショナルツアーだったのですが、朝焼けに照らされた岩だらけの景色に、たくさんの気球がふわふわと浮いている景色が、とても幻想的でした。日本ではなかなか見られない、貴重な光景だったと思います。また、日本人だけでなく、色んな国から観光に来た人たちと同じ気球に乗っていたのですが、その人たちと英語で話したりするのも楽しかったです。気球が着地し、気球から降りるときは、助けてもらったりもしました。

ツアーの後半に、イスタンブールに戻って土産物を買う時間があり、グランドバザールに行きました。グランドバザールの広さとにぎわいに、思わず圧倒されてしまいました。友人と別行動をとっていた数時間の間に、完全に迷ってしまいました。なんとか、親切な人に道を聞いたりして、友人と落ち合えたのですが、知らない土地で迷子になりかけるのは、なかなか怖いものがありました。

そして、これだけ多くの店があると、良心的な店も、そうでない店もあります。土産物を一つ買うにも、これはぼったくられているのではないか…と疑いながら選ぶことになります。買い物も、かなり慎重になってしまいました。たくさんのお店があるので店に戻るのは時間がかかるので、気になったものは購入してしまうことをおススメします。

また、グランドバザールでは値引き交渉も頻繁に行われるものですが、私はあまり積極的に「値引きしてくれ!」と勇気が出せませんでした。今考えると、もっと値引き交渉をしようとしていたら、安く買えていたかもしれないし、もっと楽しい思い出もあったのかな…なんて思ったりもします。