フィリピン・ボホール島
1月 8, 2021 by
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フィリピンのセブ島に学生時代の友人と2人で、フィリピン航空の直行便で行きました。3泊4日のプランでしたが、前後1日は移動日だったので実質2日の旅行でした。日本をお昼過ぎに経ち、現地には夜着、現地発は早朝発で、ホテルを出たときにはまだ暗かったです。時期は2月で乾季です。目的は、南の島に行きたいというところから始まり、調べていたところ海に行くなら、マリンアクティビティをしたいということになり、予算、日程から考えてセブ島にしました。

ボホール島の観光ツアーに行きました。世界最小のサル、ターシャを見たり、お椀のような形の丘が連なるチョコレート・ヒルズ展望台に行って景色を楽しむ、教会巡り、ロボック川のクルーズランチを楽しみました。それと、一番楽しかったのが4輪バギーで悪路を走るというものです。これは完全に現地で勧められ申し込みました。

私は運転が出来ないので友人が運転しました。普段だと、乾いた砂だと思うのですがスコールが降った後だったので、タイヤがぬかるみにはまったり、整備されていないのでどう進むかわからなかったりとスリル満点でした。勿論、シートベルトもないので必死に掴って悲鳴をあげながら乗りました。カッパのようなものを着せてくれましたが、それでも全身泥だらけになったのは今では良い思い出です。

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現地のオプショナルツアーで会った人たちはとても良い人ばかりでした。日本語でガイドしてくれるのですが、時々わからないこともありお互い英語も交えながら会話をしたのが楽しかったです。イラストや写真などを使いながら説明してくれたので分かりやすく、英語に弱い日本人の扱いも慣れているように感じました。また、日本人とわかるとどこのお店でもとても笑顔になる店員ばかりだったのが印象的です。それだけ日本人に対して良いイメージを持ってくれているのだと嬉しくなりました。

面白かったのは、どこにいっても「可愛い」と言われることです。最初、友人となぜこんなに言われるのかと不思議に思っていたのですが、フィリピン人は褐色の肌の人が多いので、色白に憧れがあるそうです。私も友人もどちらかといえば、色が白い方だったので、納得しました。

ちょっとカフェで休憩していても店員が可愛いと声をかけてくること、移動の船の中でも船員が可愛いと声をかけてくることに最初は警戒していましたが途中から慣れてきて、笑顔でありがとうと返せるようになりました。日本に帰国してからは誰も言ってくれないのが不満に感じるくらいでした。

タクシーの運転がすごく怖かったです。ただ、オプショナルツアーの運転手の運転も荒かったので、酔いやすい人は酔い止めが必ずいると思いました。空港について、ガイドブックに載っている方法でタクシーに乗ってホテルに向かったのですが、きちんと整備された空港に対して街中は暗いので、このままどこかに連れていかれるのではないかとホテルに着くまでの1時間程度がすごく怖かったです。

また、信号もあってないようなものなので前の車が思っているより遅いとどんどん追い抜いていきます。なんでもないような道でも80キロは平気で出していくので、スリル満点でした。一車線の道路でも、反対側の道路に出て追い抜いていくので、何度も正面衝突するのではないかとドキドキしたのを覚えています。

そんな道路事情なので、ホテルから出て目の前のお店に行こうとしてもなかなか道路を渡ることができません。しかし、立ち止まっているとすぐにキャッチセールスや物売りが寄ってくるので、スピードを出す車だらけの中道路を横断するのは怖かった思い出があります。ただ周りの現地の人たちの様子を見ているうちに慣れてきたのです、帰る頃にはすいすい横断できるようになりました。